開催概要

■日 時
平成26年12月14日(日)13時~16時30分(開場12時)
■会 場
国立民族学博物館講堂
■定 員
300名 参加無料(要事前申し込み)
主催:一般社団法人文化財保存修復学会
共催:国立民族学博物館
後援:文化庁・日本文化財科学会・独立行政法人国際協力機構(JICA)・一般社団法人国宝修理装潢師連盟・読売新聞社

開催趣旨

 全人類の貴重な文化財である古代エジプト文明の秘宝。高度なエジプト文明を伝えるこれらの秘宝は、わたしたち、日本人にとっても関心の高い文化財でもあります。
 現在、わが国では、古代エジプトの文化財を保存し、修復するための技術をエジプトの文化財保存の専門家に伝授する活動を進めています。そして、この活動には、文化財保存修復学会の会員が数多く参加しています。
 そこで、本シンポジウムでは、長年にわたり、エジプト学の研究をおこなっている関西大学の吹田浩教授の基調講演とともに、日本の文化財保存修復技術の伝授が進められている大エジプト博物館保存修復センター(GEM-CC)での活動を報告します。
 素晴らしいエジプト文明の秘宝をどのように修復し、保存するのかについて、文化財保存の専門家と文化財に関心のある方々とともに考える機会となることを期待しています。

プログラム

12:00
開場
13:00-13:05
開会挨拶(理事長)
13:05-13:45
基調講演「エジプト文明の壁画を保存する」吹田浩(関西大学)
13:45-13:55
休憩
13:55-14:15
報告「GEM-CCへの技術支援プロジェクト」末森薫(国立民族学博物館)
14:15-14:35
報告「民博の資料管理技術をエジプトで活用する」日髙真吾(国立民族学博物館)
14:35-14:55
報告「エジプト文明の金属製品を科学する」藤澤明(帝京大学)
14:55-15:15
報告「エジプト文明の染織品を保存する」石井美恵(東京文化財研究所)
15:15-15:25
休憩
15:25-16:25
パネルディスカッション 「日本の保存技術が古代エジプト文明の秘宝を救う」
コーディネーター:園田直子(国立民族学博物館)
パネラー:吹田浩、末森薫、日髙真吾、藤澤明、石井美恵
16:25-16:30
閉会挨拶(副理事長)

参加申し込み方法

1. メールでのお申込み

下記メールアドレスにお名前、ご住所ご記入の上、送信してください。
Eメールアドレス:bunkazai@idc.minpaku.ac.jp(メールソフトが起動します)

2. FAXでのお申込み

申し込み用紙をダウンロードし、申込票に必要事項をご記入のうえ、国立民族学博物館 日髙真吾宛で下記番号にファックスを送信してください。

■申し込み用紙
ダウンロード(PDF)
■FAX番号
06-6878-7503

※参加申込にてご提供いただきました個人情報は、本シンポジウムの受付と統計・分析および関連イベントのご案内以外には使用いたしません。

実行委員会

■実行委員長
三浦定俊(理事長)
■副実行副委員長
本田光子(副理事長)  
■委 員
荒井経(東京藝術大学)
岡泰央(国宝修理装潢師連盟)
日髙真吾(国立民族学博物館)
米村祥央(東北芸術工科大学)
和田浩(東京国立博物館)
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