平成19年3月の能登半島地震の被害状況について
3月の活動内容
- 3月26日
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中村地域スタッフから現地報告1
インターネット、新聞報道の記事をもとに情報収集した結果、能登沖地震で被災した文化財について、現存する最古の輪島塗という重蔵神社の本殿朱塗り扉(室町時代)の被災を初めとする18件の文化財被害が報告される。
3月27日-
文化財保存修復学会運営委員会の開催
能登半島地震による被災文化財に対して、災害部会を中心に対応することが決定。その際、迅速な対応を図るため部会を拡大し、新たに中村会員(金沢学院大学)、日高会員(国立民族学博物館)を拡大委員として招聘。
3月28日-
石川県の関係機関へ災害対策に関連する書籍等を発送及び、中村委員からの現地報告2
・金沢学院大学美術文化学部文化財学科へは「防災ウィール」、石川県立歴史博物館と石川県教育委員会事務局へは、「防災ウィール」、「文化財は守れるのか?」、「私たちの文化財を救え!!」を発送。
・中村委員から新聞報道で公表されていない現地の被災文化財についての報告。